聖職への召命と按手

召命は、性別によって制限されない

聖霊の召しは、人間が定めた性別の境界に従うとは限りません。

日本キリスト聖公会は、女性、男性、トランスジェンダー、ノンバイナリーを含む、あらゆる人の召命を認めます。

性的指向、性自認、婚姻相手の性別を、按手を拒む理由とはしません。

按手に必要なもの

按手は、誰にでも自動的に与えられる権利ではありません。

候補者には、次の事柄が求められます。

  • キリストに従う誠実な信仰
  • 祈りと礼拝への継続的参加
  • 聖書と聖公会の信仰への理解
  • 他者に仕える姿勢
  • 人間の尊厳を守る責任
  • 必要な教育と訓練
  • 共同体による召命の確認
  • 主教と教会による慎重な識別
  • 牧会上の境界と守秘義務の理解
  • ハラスメントや虐待を防ぐための研修

性別や性的指向による制限をなくすことは、按手の基準を下げることではありません。

すべての候補者に、同じ誠実さと責任を求めることです。

自給聖職

私たちは、生活のための職業を持ちながら奉仕する自給聖職を大切にします。

聖職者が教会から給与を受けているかどうかによって、召命の価値が決まることはありません。

職場、家庭、地域社会に生きながら福音に仕えることは、現代の日本において重要な聖職の形です。